2014/03/01

店名の事。

Osteria da micheleと書いて、オステリーア ダ ミケーレと読みます。











今でもどのような意味ですか?と聞かれます。
訳してしまえば”ミケーレの居酒屋(もしくは食堂)となり、ミケーレは人名で、ダは英語の”OF”になります。

じゃあ、ミケーレって???と、なって、人名ということは、ミケーレさんは誰?ということになる。
そこで、ミケーレは私なんですよ、と言うと余計に????????が増える(笑)と。

僕が1年間働いたフィレンツェのレストラン”Ristorante Le Fonticine(リストランテ レ フォンティチーネ)”に入った初日、オーナーのシルヴァーノに「この店は代々、日本人コックにはイタリア名を付けている。そうだな〜、お前はミケーレで行こう。」。。。
。。で、その日から日本に帰るまで、僕はミケーレになったわけです。
まあ、仕事に支障が出ないように、ややこしい日本名よりも彼らには良かったのでしょう。だから、アダ名みたいなものですね。

そして、帰国して数年後に店をやる段になって店名を決める時に、フィレンツェ時代に自分の店にと考えていた店名が”Torattoria mimosa(トラットリーア ミモーザ)”。

イタリアに行く前から大好きな花で、そして、イタリアでは3月8日が”Festa della donna(フェスタ デッラ ドンナ)”「女性の日」と言って、男から女性にミモザを送ると言う日がある事を知り、これだっ!とかなりの確率で決めていたのでした。














おばあちゃん、お母さん、女の子に恋人。とにかく女性全てにミモザを送ると言う、実にイタリアらしい習慣を僕は感動的に気に入り、これを店名にと、強く思っていました。










結局は友人の「折角だからイタリア名のミケーレを活かした方が良いんじゃないか」という助言もあり、現在の店名になったわけです。
この店名なら、友人のイタリア人も尋ねて来た時に、すぐにわかるのではないか、と言う思いもあってりして。

店名が”Torattoria mimosa”だったら、今とは違う店になっていたのではないか、と言う気もします。


Osteria da Michele
*web→http://www.wr-salt.com/michele/
*Facebook→http://urx.nu/6CNu


*12席の小さなお店ですのでご予約をおすすめ致します。
*カードのお取り扱いはしておりません。
*中学生未満はお断りしております。ご理解くださいませ。
inviato da iPhone


0 件のコメント:

コメントを投稿