2019/01/29

収まるように。

なるべくそのままに。
イタリアで感じた事をそのままに、そこに収まるように。



外国のお料理にリスペクトを持って。
外国人が作るのだから。


日本のお野菜でも着地点はブレずに。


それしか出来ない。

 ただ、食べるのは日本人。それも忘れてはいけない。

最近また強く、そう思うようになりました。


2019/01/27

距離感が

 移転して一番感じるのは「距離感が程よい」と言うことか。

再オープンして2ヶ月、お客様の様子を見ると、とてもリラックスして
お食事している様に感じていた。

これは何故なのか。
「ただ単に客席間をゆったりさせた」それが「距離感が程よい」
と言うことだろうと思っていた。





もちろんそれも大きな要因のひとつに違いないと思う。
けれど、先日お昼にご来店されたお客様が食後に、
「おいくらでしたっけ?」と、席からこちらに向いてさらっと問われた。
それがとてもさり気なく、とても自然(と僕には感じられた)で、
大げさでなくハッとさせられた。
「これだ!この距離感だ!」


旧店舗は鰻の寝床の様な店で、自分から遠い席の状況は、
全く分からなかった(見えなかった)。
そして天井が高く、尚且つ厨房の位置を30cm程下げていた為に、
客席からの声も反響して聞き取れなかった。
それがここに来てからは客席もだいたい見渡せるし、お客様の声も以前よりは聞き取れる、そして厨房からもすぐに客席に出ることが可能だ。

これらは全て店側から感じる「距離感」なのだが、
このお昼の件でこれはお客様側からも感じている「距離感」なのではないかと思い至った。

客席間をゆったりさせた事による程よい距離感
お客様から店側への程よい距離感
店側からお客様への程よい距離感

そんなことがうまい具合に掛け合わされて、いい距離感が出来ているのではないか?
そんな事をお客様のさりげない「おいくらでしたっけ?」
の一言から感じたわけです。

程よい距離感があるとお客様もゆっくりと楽しい、お店も楽しい。
この程よい距離感を大切に今日もやって行こうと思います。
(長々とオチの無い長文失礼しました。)

2019/01/22

こんな感じでやってます。





本日のおすすめメニュー(ディーナーより)
仕入れによりない場合もありますので
ご了承くださいませ。

青菜のクロスティーニ
今回は黒キャベツに少し蕪の葉を混ぜて。

自家畑の長ネギのヴァポーレ
グリーンソース
(こちらも自家畑より)


こちらはミケーレ冬の定番
トスカーナ郷土料理
ペポーゾ
(牛スネ肉のスパイシー赤ワイン煮)

ある日の前菜の盛り合わせ(コース料理より)
皆さん是非、楽しんでくださいませ。

2019/01/12

お知らせです。

1/14(月)は定休日ですがお昼のみ営業いたしますので
よろしくお願い致します。

1/15(火)1/16(水)は振替休日と月1の連休になりますので
合わせてよろしくお願い致します。

ある日の前菜盛合せ(コース料理の一品)


東京駅

2019/01/11

行こうと思った時に


どう言うわけかキムティー(Gigi店主)とSNSで繋り
その後やり取りしていた彼らに会いに、宇都宮まで行ってきました。
今度浜松に行きますねって言って
彼らが本当に浜松へ来てくれた時は、まさか、ってびっくりしましたが。

それから年1で3年間も、しかも車で訪ねてきてくれてます。
最初は日帰りでした 笑。
初めての宇都宮

本当は僕らは去年の9月に行く予定でホテルまで取ったのですが
降って湧いた移転問題。
急遽キャンセルし、今回はそのリベンジです。
やっと来ました”ユニオン通り”

”Gigi"らしい一品

ギアラ

かぼちゃプリン


初めてのお店なのに知っている人ばかりと言う不思議 笑

何故だか惹かれ、そう、遠い親戚の様な気分になる彼ら。
みんないい顔してますよね。温かい人たちなんです。
なんと!来浜した事のある人達、
それぞれ忙しい仕事を終えて駆けつけてくれました!(泣)
気がつけばあっという間に5時間弱?
楽しい時間はあっという間に過ぎました。
ありがとう!!!!!
イタリア料理 Gigi はこちらから!
↓↓↓↓↓


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あくる日は
26、7歳の頃から 行きたかったお店に。

 このお店を知ったのは”ザ 包丁人”と言う当時のテレビ番組で
その頃は北海道で営業されていました。
店名も現在とは違う”メゾン ド サヴォア”の名でした。

北海道ではお弟子さん達と畑を耕しそれを料理に使い、生き生きとしたお料理、
気合い入ったお料理で、ただただ 「凄いなー」と、
「農園をやりながらお店をやるって理想だよなぁ」と思ったものです。
ただ、北海道なので行けないよな、と。

テレビでは確か、オックステールの赤ワイン煮を作られていたと思うのですが、
煮込む際に、赤ワイン以外一切入れないとおっしゃていて、
両手に赤ワインのボトルを3、4本持って逆さにし
ドボドボッ、ドボドボッ!!!
って豪快に注いでいる姿が今でも脳裏に焼きついております。
(で、その注ぎ方を未だに真似しております 笑)
何年も前に東京に移転された事を知って今回やっと伺うことができました。


今回は季節のおまかせコースを頂きました。
グルメブログではないので全部の写真は載せませんが、
クラッシックですが軽やかで雑味がない熟練のお料理でした。
お店も家庭的な雰囲気で、オーストリア人奥様のサービスもほっこりして
とても心地良い時間でした。

次回はぜひフルコースでいただきたいと思います。

久しぶりにのんびりとできた連休でした。
いい刺激を頂きました、
また日々、淡々とやって行こうと思います。






2019/01/04

今月は不規則な日程です。

遅いお正月休みを頂きます。
1/6(日)のディナーから
1/10(木)のランチまでお休みになります。
不規則な日程となっておりますので
お間違えの無いようにお願い致します。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。
2019.1.2の当店前
肴町と違って静か〜www

自家畑のマーシュ、長野のりんごとゴルゴンゾーラのサラダ
(ある日のディナーの本日のおすすめより)

北海道 自家製甘塩真鱈とその白子のフリット
(ある日のディナーの本日のおすすめより)

2019/01/02

明けましておめでとうございます。

旧年中は皆様に大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い致します。

昨年は突然の移転で、自分たちも予期していませんでした。
再開できるのか不安ばかりでしたが、
切羽詰った時と言うのは行動するものですね 笑。

何とか再開して、無事に年末も乗り越え、新年を迎えることが出来ました。
これも周りの皆様のご協力のおかげです。

これから先、この大変な思いをした事、皆様にご協力して頂いた事を忘れずに
仕事をしていこうと思います。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。


2019は2日より営業しております。