2014/04/06

ブルスケッタ、クロスティーニ 続編parte 2

前回のブルスケッタ、クロスティーニparte1クリック!!!!! の続き。

ブルスケッタについては既に書いた通りですが、そこにクロスティーニなる食べ物が有りまして、こちらもブルスケッタ同様、パンの上に、様々な食べ物を乗せて食す、という品。
そうなるとメニューなどに記す時にも大変悩ましいのです.......。

しかも、イタリア本国でも定義が無く曖昧なようで。

トスカーナ地方ですと、クロスティーニと言えば、鶏や牛のレバーなどのペーストを塗ったパンを指しますから、さほど混乱はないのですが......。

これはもう、作った人の感覚、と言うことになるのでしょうか?

以前、いろいろ調べていて、一口サイズのカナッペを”クロスティーニ”と言う、と書かれている方がいて、なるほど!と思ったことが有るのですが、僕は今のところこれがピンときています。

ミケーレの突き出しで、しばしばお出しする”鯵のマリネのクロスティーニ”↓



これは完璧に”クロスティーニ”でしょ!!!!!(笑)

またややこしい話ですが、フィレンツェ ポンテヴェッキオ脇にある老舗 人気ワインバー
レ ヴォルピ エ ルーヴァ ←クリック!!!!! などのフィレンツェのワインバーでは、”クロストーネ”なるものあって、それはそれは美味しく、ワインにピッタリの一皿なんです。

”クロストーネ”とは、大きなクロスティーニ、という意味で、一つ例にあげると大きなパンにサルシッチャ、ゴルゴンゾーラを乗せてトーストし、隠し味程度にハチミツをかけ食す、というもの。これは一例ですが、絶品なんです!!!!!

もしフィレンツェに行かれたら是非いろいろなワインバーをチェック!してみてください。様々なクロストーネに出会えることでしょう!

このように食にまつわる事は複雑で、はっきりしない事も多く、作る方としては大変悩ましくも有るのですが、楽しいことでもあります。だって悩んで考えて形になるって楽しいですよね!

ちなみに、フィレンツェではガーリック トーストの事を”フェットゥンタ”と言ってました。''吹っ飛んだ!”じゃないですよ。

その他には......これ以上複雑にするのはやめましょうね。

では。お付き合い、ありがとうございました。




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